AI完成・遺伝子解明・仮想通貨、この三大科学技術の下で、
今後、
人間社会は、資本主義は、民主主義は、”自由”は...
完成した”AI”は、
一人の人間脳の細胞数の数千倍に匹敵する。
1チップだけでも、1〜10倍の細胞数を持っている。
構造的には、人間脳と同じとされるので、
本質的に、論理的思考は不得意で、
勘に優れ、過去の記憶から瞬時に判断するのが得意、
しかし、
判断は早いが正しいかどうかは、AIは判断不可能。
そういう”実在”について、
人間は、使いこなせるのか、
不当な支配から逃れられるのか、
はたまた、共存できるのか...
今ある基板を脳の高さに積み上げたとして、
その情報連絡もチップ内同様だったとして、
燃え出さないよう冷やせたとして、
その”脳力”は、人間の100万倍か?
AIの力を借りて、遺伝子解明は驚異的に進んだ。
今や、その気になれば、国家は、
誕生した人間の遺伝子を即座に診断し、
その結果、国家リスクが高いと診断したら、
マイナカードのGPS機能をONにして、
トイレに入る時も携行を義務付ける、
あるいは、チップを体内に埋め込む???
(違反したら、最高刑は無期懲役)
仮想通貨が、再び、脚光を浴びている。
国家が、その存在を認めるなら、
国家が、ネズミ講を運営しているに等しい。
ネット上に存在し、処理基盤が、
ブロックチェーンと呼ばれる新手法なので、
ごまかされているだけで、
ネズミ講のように、破綻すればゼロに帰する。
当該仮想通貨は、使われなくなったら破綻する。
あるいは、誰もマイニングしなくなっても破綻!
それが、本質的な性質である。
こんな条件下で、資本主義は続くのか、
マルクスによれば、資本主義のエンジンは、
マイニングと労働者である。
温暖化阻止によるマイニングの減少を、仮想通貨で補える?
AIで、労働者を搾取から解放できるのか?
労働者は解放されたら、どうやって食べるのか?
今の労働者は、資本家(権力|国家)によって、
持続可能な労働者の実現をはかるために、
出産支援を、食料を、医療を、職業教育を、
いわば、無償で国家より提供されている。
労働しない労働者は、資本家には不要な存在。
労働者が消えるのか?資本家が消えるのか?
”新たな階級闘争”が始まるのだろうか???
[楽天ブックス]
世界と日本経済大予測2025-26 [ 渡邉 哲也 ]1,705円